スピとみにまるな日常

独身アラサー、実家へUターンしました。

子宮頸がんのお話

わたしは2年に一度、市の補助が受けられる年に子宮頸がんの検診を定期的に受けています。

きっかけは別件で婦人科を受診したときに、その場で受けられるからと勧められ、「案外すぐ終わるんだ。こんな簡単ならちゃんと受けよう」と思ったこと。

あとは婦人科系のトラブルが多かったので、内診が慣れっこだったことが大きいかもw

初めてだと結構抵抗あるんですよねーあの内診。

病院によって診察台のカタチは様々で、一番嫌だったのは古い大きな病院のイスで、一番抵抗がなかったのは新しめの個人クリニック。

最新型の診察台はかなり配慮されていて、抵抗感がなくてオススメw

 

なぜこんな話をしてるかって言うと、受診した人の5%程度と言われる要精密検査に、過去わたしは引っかかった経験があるから。

まだ受けたことない方やその先は知らないって方には、その経緯を少しでもお話できたらと思います。

 

2年に一度のその検査は、棒で頸部をこすって粘液を採取します。一週間程度で結果が出て、ここで要注意な細胞が見つかると精密検査になります。

評価方法によって異なる場合がありますが、細胞の異常具合によってレベルがあります。

軽度〜中度〜高度異形成と呼ばれるものと、上皮内病変と呼ばれるもの。後者はがんの疑いです。

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わたしは三年ほど前、ASC-USに該当しました。

異形な細胞があったので詳しく検査しましょうってやつですね。要精密検査と言われた時点でかなり不安になりましたが、見たところ軽度なようです。

 

そして次の検査はHPV(ヒトパピローマウイルス)がいるかどうかの検査をします。

性行為で感染する、がんの原因と言われるウイルスです。ハイリスク型と呼ばれる遺伝子は感染後、一部ガンに移行していきます。

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ウイルスは自己免疫で淘汰されることもありますし、されずに次のステージ(中・高度異形成〜がん)へと進行することもあります。

ここでもわたしは陽性だったため、次に組織を切り取るコルポ診(病理組織診断)を行いました。

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子宮頸部を器具で挟んで固定し、爪切りみたいなもので三ヶ所ほど組織を切り取られますww 想像しただけで痛いやつでしょww

わたしは痛みに強いのか、せいぜい生理痛でチクチクするくらいしか痛くありませんでしたが←

ここでようやく軽度異形成が確定して、要経過観察となりました。

 

ちなみにこのコルポ診は、札幌に越す前に一度と、越してから一度、二回受けています。少なくとも半年に一度必要な検査ですが、実はここ一年おサボりしていました(´-ω-`)

先週、重い腰を上げてようやく受診し、今は結果を待っています。これが高度異形成になっていると、50%程度(確か)はがんに移行するので、手術で取らないといけません。

実は以前の同僚が30代後半でこの手術を受けていました。やはり数年前から検査では要観察だったそうです。

 

そんなわけで、がんになる前に発見できる子宮頸がん。2年に一度の定期検診は面倒くさがらずに受けましょう。っていうオススメでしたww

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